ほーちゃんの趣味手帖

主にゲームについて語ります。ジャンルは雑多。プレイ速度は亀

【天涯】四月までのキャラ雑感

天涯ニ舞ウ、粋ナ花

 

凄い、ゲームです。

 

感想を書くとなると、どうしても「人」に焦点を当てた方が楽なので、とりあえず、序盤も序盤、四月の段階でのキャラクターの印象をば。

一部、かなり辛口です。ご注意ください。
(嫌いってわけじゃないんです。どちらかと言うと、この印象がどう好転していくのかなって楽しみが強い)

 

 

主人公

Twitterだと「りっちゃん」で通していますが、本当は「はっちゃん」とタコみたいな名前を付けて遊んでいます。
特に意味はない。ここではデフォルト名で書いた方がわかりやすいでしょうか。
まぁ、とにもかくにも気の毒。本人の性格は、常識ぶっ飛んだ発言や配慮のない発言が目立つのでやや不安な子ですが、そういうの一切気にならなくなるくらい気の毒。他の奴らの常識と配慮がなさすぎて。
女中としてはハイパーウルトラ有能。9人の大所帯を難なく回す回す。
ですが、この物語の肝は「女店主」としての彼女の成長(と、言うことになっている)。
サポートを得られない状況で経験のない仕事とそれに伴う責任を背負い込まされ、それはそれはハイパー無能に見える。
今のところ、彼女に対して唯一「おいおい」と思っているのは、賭けに乗っちゃったことです。何故乗った。
そうしないと話が進まないのはわかるんだけど、何故乗った。

 

弥島 幸介

序盤の展開の理不尽が全200%だとすると、その内の50%がこの人。一応、主人公の許婚。
お家騒動に巻き込んだ側だと言う自覚がまるでなく、息をするように主人公を詰ってくる。
店を潰そうとしているのは自分なのに、主人公のミスに説教を叩きつける矛盾した人。いやほんとわかりません。
お陰でこっちは、画面外で「破談にしてぇぇぇ~~~……」と弱々しく懇願するしかない。
仕事が出来て頭の回転も速い、このタイプ弥島家結構居る印象。恐らく幸太の血。

 

弥島 裕介

次男、官僚。何を考えているのか読めないミスターX。
無愛想なだけで毒は吐かず、弥島家の中では比較的害のない人物。言ってしまえば優しいほう。
(この人が優しいほうと言うのが、今作の難易度の高さを物語っている)
視界に入った主人公は助けてくれる。視界に入っていない主人公は流れるようにこき使う。難解。

 

弥島 惣介

三男、学者。序盤はほとんど出てこない。エンカウントすると逃げ出す。ざっくりとした印象は、珍獣。
彼、面白いです。女性が近づくと吐くと言う謎体質の持ち主で、防衛本能のままに主人公にヒドいことを叫んだりするのはご愛嬌。
……まぁ、それを差し引いても失礼な発言はしてくるんですが、それすらも笑える不思議な存在。

 

弥島 恭介

四男、料理人。圧倒的良心。弥島家の善良な心を一手に引き受ける存在。
ひとえに彼の存在故に、このきょうだいのバランスどうなってんだって不思議でたまらない。
賭けの内容を聞いて「ひっでぇ話だな!」と反応した常識人。

 

弥島 俊介

五男、高校生。理不尽45%。コイツがたったの45%って弥島家おかしい。
発言は冷静で頭も悪くなく、荒れた家庭環境の中を器用にすいすい泳ぐ最年少。でもって意地悪。
限度を計って虐めてくるタイプで、どうやら純粋に主人公のことが嫌いらしい。彼女が一体何をしたと言うんだ。
明確に悪意を込めた一言をさり気なく投げて、早々と退場することが多い。

 

弥島 りん子

性格きっっつい長女(次男の下)。理不尽45%。コイツがたったの45%って(ry
高飛車で意地悪で幼稚、自分の問題は棚の上にぽーいして主人公を堂々と虐めてくる。いやはや大したもんです。

 

弥島 きく子

霞のような次女(四男の下)。味方になってくれそうな気がするけど、今は本当に霞のよう。

 

弥島 幸太

全ての元凶。幸介と並んで理不尽50%を担う存在。いやもうこれが自分勝手な人でして……
自分の店を守るために、赤の他人の主人公を利用しようとする。騙し討ちのような手ばかり使い、散々振り回してくれる。
態度が温厚なのに加えて病人なので、一見気の毒な感じがする。気のせいでした。
主人公に協力してほしいならきちんと頼めよ、家長なら横暴な家族を宥めるくらいしてよ、と何度思ったことか。
きょうだいたちの奔放ぶりを見るに、恐らくほとんど家庭を顧みてこなかったんじゃないかと思う。

 

弥島 ウメ

きょうだいの母。この人もなかなかにきっついが、エンカウント率が低いのが救い。理不尽10%。

 

 

序盤の、特に攻略対象の印象は、あえて悪くしているのかなと思います。高木さんの作品らしい。
ただ、今作は設定に無理があると言うか、主人公の置かれた立場が理不尽過ぎるので、心が元気なときでないとプレイは苦しい。

 

とりあえず、サイコロを振ったら「3」の目が出たので惣介から行きます。